東京おばちゃん道

東京のおばちゃんがオイオイな日々を綴ります

姑オイオイ日記 第13回 我が家のおかず危機 その1

第13回


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これは、昔姑と同居していた頃(1990年~2003年くらいまでの間)に起きた、同居にまつわるオイオイなお話を、とあるメルマガにに連載していたものです。

ブログに再掲載するにあたって一部加筆・修正しています。

 

ムスコが3歳になる年に、東京都杉並区から神奈川県に引っ越しをした我が家。

それまでは会社まで50分くらいだったのですが、引っ越してからは1時間以上かかるようになってしまいました。

 

引っ越しを機に、ついに姑が夕食を作ることに!

それで、平日の夕食づくりを姑にお願いすることになりました。

その当時はワタシも30代半ばで仕事が忙しくかつ不規則になっていたので、仕事を終えて家に帰ってから作ったのでは間に合わなくなっていました。

ウチの父ちゃんは、基本的に帰りが遅いため、平日ウチの父ちゃんの夕食は用意しなくてよいことになりました。

 

引っ越したことで考えた夕食対策

いままでにご紹介した数々の珍料理迷料理でおわかりのように、我が家ではとても食べられないものがたびたび発生していました。

そのため、平日の夕食を姑にお願いすることになった当初は、食材の宅配を頼んでいました。

その当時ですと、ヨシケイとかシュガーレディとか有名でしたが、ダイエーの関連会社がやっていたキャプテンクックというサービスがあったので、それを頼むことにしたのでした。

なので、神奈川県に引っ越して以降は、週2回ほどこのキャプテンクックを頼んでいたのです。

でも、ある年、ダイエーの関連会社がやっていたこの宅配が、リストラで廃止されることになってしまったのです。

 

この時、姑は普段なら考えられないほどの早さで、配達員に他社のチラシを持ってこさせ、ワタシの知らない間に無料試食鍋セットが到着していました。

姑は美味しいよと気に入っていたのですが、全然美味しくないし、以前から私は、宅配頼んでも姑は自分が好きではない野菜系のものを作らないのに若干腹を立てていました。

(だってとても割高なんですよ!)

なので、新たな宅配サービスを却下して「生協」に変えたことが姑は大層気に入らなかったようでした。

 

初の生協導入

生協も、カタログを個別に家ごとに配布して、配送も自宅前にボックスに入れてくれるように変わったので、初めて生協を頼むことにしたのでした。

引っ越し当初に生協を頼まなかったのは、昔は生協は地域で何人かグループを作り、集団でオーダーして受け取らねばならなかったのです。もちろん受け取りは平日の午前中。姑にその役割を依頼するのは避けたいと考えました。

それにしても当時の生協って、今ではありえない専業主婦が家にいることを前提の仕組みでしたね。しかも昔は、そこでコミュニティが形成され、ボス的な役割の奥さんがいたり、そこで行われてるのがウワサ話だったりして、働いているワタシにはとてもありえないものでした。

 

生協導入後の我が家の食卓事情

食材の宅配サービスはなくなってしまったけど、ワタシとしては、生協で食材をいろいろ頼んでおけば、なんとかなると思っていました。

生協にも、お惣菜的なものは沢山取り扱っているし、カタログも姑に見せて、

ワタシ「欲しいものに〇つけておいてくれれば頼んでおくね」

と言いました。

でも、

姑「たくさんあって何にしたらいいかよくわからん」

と、〇がつくのはお菓子やデザートばかり。

 

( ;∀;)いや、夕食のおかずメインに考えて欲しいんですけどーーーー

 

仕方なく、ワタシがてきとーに生鮮や、温めればすぐに食べられるようなギョーザとかシュウマイとかも多めに頼むようにしました。

 

姑は届いた食材を使って何かを作ることはありませんでした。

生協を申し込んで以降、冷蔵庫には生協でとった食料品があっても、ある日の夕食のおかずはウインナーを焼いたものだけ、ある日は湯豆腐だけ、ある日は弁当用に買っておいた冷凍コロッケだけ、という状況になってしまいました。

 

生協の仕返し?ワタシのおかずがなくなる

更にワタシの分は「アンタは食べるかどうかわからん」といつのまにかなくなっていたのです。(驚!)

仕方ないので、ワタシは帰宅してから自分の当日のおかず+翌日のムスコの晩御飯のおかずを作っておくようになりました。

すると、翌日になると姑がこれを食べて、ワタシの分は残っていない、という状況でした。

またワタシは当日の自分のおかずと翌日分のおかずを作る・・・

延々とこれの繰り返しになっていきました。

 

早く帰れればなんとか頑張れるんですが、仕事が忙しくなってくるともうワタシもギブアップでした。

そういう時の食卓は本当に悲惨でした。

 

ある日、息子が見かねて姑に言ったそうなんです。

ムスコ「お母さんのが作ったもの食べるんだったら、おばあちゃんもお母さんの分作っておいてよ」

すると姑は

姑「おばあちゃんはおかずが1こあればいいんだけど、沢山残っているから食べてるだけだ」

 

残っているんじゃなくて、作ってるんだってばー。

 

ある日、生鮭が2切れだけあったので、ムニエルにしておいたんです。

果たして、私の鮭のムニエルは?

帰宅すると、、、やはり、完食されたあとでした。

ワタシは1人、おかずがなくて卵かけご飯・・・・

(( ノД`)シクシク…)

 

ではでは、本日はこれにて失礼いたします。 (本日も当サイトにおこしくださり、はてなスターやブックマークなどありがとうございます。) よろしかったら、姉妹ブログ「チカチカのゴルフオイオイ話」

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