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これは、昔姑と同居していた頃(1990年~2003年くらいまでの間)に起きた、同居にまつわるオイオイなお話を、とあるメルマガにに連載していたものです。
ブログに再掲載するにあたって一部加筆・修正しています。
家の姑はかなりヨコに大きいヒトでした。
身長153㎝、推定体重70㎏。
朝食は食べないけど、甘いものや油ものが大好きでした。
家にいるときは、ほぼ1日寝っ転がってテレビを見ている様子でした。
何かと私に向かって
姑「アンタはやせてていいわね。私は水飲んでも太るから」
と言ってましたが、息子が言うには、自分の部屋にお菓子を隠していて毎日食べているようでした。
しかし一応は痩せようという気持ちがあるらしく、痩せるお茶やシュガーカットを日常的に愛用していました。
そして時には突然通販で健康器具を購入したりしていたのですが、1ヶ月後には、ウォーキングマシンはハンガー掛けと化していたりと、運動系は全く続かない人でした。
どうも、超ものぐさ人間のようなのでした。
(今となっては、ウチの父ちゃんのモノグサは姑ゆずりなことがわかるのですが・・・)
また、料理の腕前はそもそも問題なのもお話したとおりなのですが、その後塩、砂糖、油の減り方が激しくなっていって、指摘しても自覚がなかったのです。
姑、初の健康診断へ
ワタシは姑の高血圧と糖尿病を疑っていました。
健康な人でも、姑のような生活してたら病気になるのではないかと思うのですが、前から何度も健康診断に行ったほうがいいですよと言っても、
姑「私は健康食品を食べているから大丈夫」
と全く聞き入れてくれませんでした。
(これはしばらくあとで知ったのですが、姑は毎月結構な額のサプリメントや健康食品を買っていたのです。いわゆる訪問販売で、平日の昼間に担当が届けに来るもので、謎のお茶やサプリメントはここから買っていたものでした。)
でも、話し合いのうえ再び一緒に住むにあたって家族で話し合いをしたときに、ついに姑に健康診断に行くことを約束してもらいました。
医者(第3者)に指摘されれば、この間占い師の所へ行って180度気が変わったように、(別居するしない騒動で姑がいきなり謝罪した件で、本人は東京の友人に相談して反省したと言っていたのですが、東京に姑の友人はいないので、ワタシとウチの父ちゃんの間では、姑は占い師に相談して謝罪する気になったんだという結論に達していました)少しは体を動すために家事をしたり、料理のメニューを工夫するのではと期待していたのです。
丁度新聞に入っていた市の広報誌に無料健康診断の案内が出ていたので、それを姑に渡しました。
ワタシ「お義母さん、一度ちゃんと健康診断に行ってくださいね。ここにリストがありますんで」
年末に病院に行ったと姑から聞いて少しは安心していたのですが、よく聞いたら行き先は私が薦めたところではなく、別の病院でした。(謎)
ワタシは一気に不安になりました。
姑からの健康診断の話
健康診断に行った姑にどこを診てもらったのと聞くと
姑「全部診てもらった。大丈夫だった」
の一点張りでした。
姑「薬飲んでるし」
ワタシ「それは何の薬?」
姑「血圧」
ワタシ「それ降圧剤でしょ、血圧高いんですか?」
姑「日によって違う。血圧計買ったし、毎日測って180を越えたら来て下さいって」
ひゃ、ひゃ、ひゃくはちじゅー?
すでに高血圧だったのです。
( ;∀;)遅かったか・・・
ワタシはここぞとばかり言いました。
ワタシ「やっぱり、日頃の食生活と運動が大切なんですよ。食事指導もあったでしょう?体動かさないと。血糖値は?中性脂肪は?コレステロールは?」
姑は平然と言うのです。
姑「なにも。あ、みかんはいいけどオレンジはだめって」
ワタシ「・・・」そんなばかなぁ。
(-_-;)
ムスコが小学校低学年の時に、ワタシは管理部門からマーケティングの部署に異動し、当時は、ある企業の生活習慣病対処飲料の仕事をしていました。
市場調査や有識者ヒアリングなどで恐い話を沢山聞いていました。
高血圧だと他の数値も大体高いし、降圧剤は飲み始めるとやめた時のリバウンドが大きく、一生飲み続けるケースが多いのです。
だから降圧剤を飲まないように努力(食生活改善、運動)することが大事なのですよね。でも姑はこういう説明をしても全然聞いてくれませんでした。
病院効果は期待した方向と逆方向へ向いていました。
ワタシの目論見
病院へ行く→医者に注意される→運動不足と食生活改善しようと思う→家事に目覚める という展開のはずが、
病院へ行く→医者に注意される→薬を飲んでいる→大丈夫
になってしまいました。
ああ大失敗。
それから2週間後、姑がまた検査に行くと言い出しました。
今度は何処を診てもらうの?と聞くと、平然と言いました。
姑「コレステロール」
昨年の“全部診てもらった検査”は一体何だったのか。
もはや誰にもわからないのでした。
(つづく)
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