東京おばちゃん道

東京のおばちゃんがオイオイな日々を綴ります

姑オイオイ日記 第11回 恐怖のハンバーグ

第11回


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これは、昔姑と同居していた頃(1990年~2003年くらいまでの間)に起きた、同居にまつわるオイオイなお話を、とあるメルマガにに連載していたものです。

ブログに再掲載するにあたって一部加筆・修正しています。

 

あれは、ウチの息子が小学校高学年の時のことでした。

息子が通っていた小学校では4月から懇談会、遠足、運動会とイベントが目白押しで母は大忙しです。

中でも遠足はいつも弁当作りが悩ましいのでした。

 

遠足の前日の事です。

会社から帰宅してワタシはまず台所へ向かい、息子からのリクエストであるハンバーグの用意をはじめました。

 

あれ?玉葱がない。

週末見た時には確かにあったんだけどなぁ。

 

あ、今日の晩御飯、カレー?

って事はもしかして姑が玉葱使っちゃったの?

ワタシ「あれ玉葱がない!お義母さん、玉ねぎどこですか?明日のお弁当にハンバーグ作るので玉ねぎ使いますってワタシ言いましたよね」

すると、姑が台所にやってきました。

姑「あの、玉ネギないから、代わりにこれ入れればいいと思って」

姑はおもむろに冷蔵庫を開け、中から取り出したのは、

冷凍のシーフードミックス(エビ、イカ、ホタテ)

でした。

ワタシ「これ、シーフードミックスですよ(本気で言ってるのか?)」

とプルプルしながら言うと、

姑「だから、これ細かく刻んで入れれば?

・・ったく、どこのどいつがハンバーグの肉にシーフードミックス入れるんだ!

玉ネギの代わりになるわけないだろこのあほんだら!

さっき電話した時に(この日駅に着いた時自宅に電話を入れ、足りないものを確認すると大丈夫という姑の返事だったのでそのまま家に帰ったのだ)言わんかい~~!!!

とも言えず、私はスーパーへ逆戻りしました。(とほほ)

折角早く帰ってきたのに。

そしていつもならハンバーグは1個分ずつ丸めておくのですが、その元気も失せ、ボウルに入れたまま翌朝の早起きに備えて寝てしまいました。

 

翌朝台所へ向かうと、姑が台所に立っていました。

ガス台では蓋をしたフライパンが火にかけられていました。

なんだか嫌な予感がして、フライパンの蓋をあけると、私がボウルに入れておいた肉がフライパンいっぱいに広げられて焼かれていたのです。

 

私は叫んでいました。
ワタシ「お義母さん、やめてください!」 

はっ、ここで目が覚めた。

 

時刻は朝6時。

急いで台所へ行くと、台所は静まり返り、冷蔵庫のハンバーグはボウルに入ったまま無事でした。

 

あー夢で良かった。

 

(つづく)

 

ではでは、本日はこれにて失礼いたします。 (本日も当サイトにおこしくださり、はてなスターやブックマークなどありがとうございます。) よろしかったら、姉妹ブログ「チカチカのゴルフオイオイ話」

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