東京おばちゃん道

東京のおばちゃんがオイオイな日々を綴ります

姑オイオイ日記 ー第15回 掃除のいらない家

第15回 掃除のいらない家


こんにちは!

 

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これは、昔姑と同居していた頃(1990年~2003年くらいまでの間)に起きた、同居にまつわるオイオイなお話を、とあるメルマガにに連載していたものです。 ブログに再掲載するにあたって一部加筆・修正しています。

 

姑との同居生活が長くなっていくと、ちょっとしたストレスが積み重なっていき、それがやがて大きなものに変わっていくことを経験しました。

 

後になって思えば、家の中で起きている家事まわりの小さなトラブルなのに、姑と一緒に住んでいた頃は、大きなことに思えてなりませんでした。

やはり、日々の生活の中での小さな不満であっても、都度解決したり、ストレスを発散させる方法を身につけないと、心身ともに疲れてしまったり不満が爆発してしまうのですね。

 

我が家の場合、料理に関しては数々の事件が起きていたわけですが、別居のキッカケにもなったお掃除に関しても、同居を始めたころから事件がいくつか起きていました。

 

お掃除のもめごとは大体12月だった

その中でも、頭の痛い時期は12月でした。

同居が長くなるにつけ、そして年々仕事が忙しくなっていったので、毎年12月は忙しいし大掃除をしなくちゃという思いとで、イライラしがちだったのです。

でも、そんな事でストレスをためるよりはと、途中からは割り切ってアウトソーシングしていました。

 

風呂、トイレ、キッチン、洗面所の水回りに関しては、外注化することにしたのでした。

当時の値段で水回り1式、4~5万円。

やっぱりね、プロのお仕事はすごいんですよ。

とーってもキレイになるのです。

これは良いと頼んでいるうちに、でも、これも結果として益々姑が何もしない理由づけとなってしまったのでした。

 

汚いと思う感覚の違い

改めて申し上げますが、我が家の姑は掃除が(も?の間違いか)嫌いでした。

というか、もしかしたら汚いと感じないのかも

同居してた頃、姑の掃除は、四角い部屋に丸く掃除機をかけるだけ、みたいでした。

「みたいでした」、というのは、平日ワタシが会社に行っている間に週1回ほど掃除をしていたように見えていたのですが、置いてあるものをどかす、とか、拭き掃除はされた形跡がなかったのです。

 

ワタシが掃除する休日や平日の夜、姑は自分の部屋に篭っているので真実はよくわからなかったんです。

でも、バトルを通じて発覚した驚愕の事実がいくつかあるのです。

 

(ちょっと汚い話なので、気になる方は飛ばしてください)

それは家族3人で1泊旅行から帰ってきた時、トイレが汚かったんです。

旅行前にワタシが掃除をしていったのに。

これは一応言っておいたほうが良いかなと思って、姑を呼んで、トイレ汚れちゃったら掃除しておいてね、というと

姑「知らん。私じゃない。お父さんじゃないの?」

と言うのです。

(また始まったなぁーと思って)

ワタシ「あのね、3人で旅行行ってたの。一体お父さん(ダンナ)がどうやってその間にトイレ入るの?」

と言っても

姑「知らん」

と認めないのでした。私も腹が立って、

ワタシ「大体、今までにトイレ掃除した事ありますか?

と聞くと、なんと、

姑「ない」

といったのです!!

へ?

 

そういえば、前に、掃除機の紙パックを探してて姑に知らないかと尋ねたときもそうでした。

姑「私は一度もやったことがない。どこにあるか知らん」

えええーー???まぢかーー。

週に1回かけてるように見えていた掃除機なんだけど、うーん、かけていたのかもしれないけど、かけただけ!?

えーゴミがたまっちゃったから紙パック取り換えよう、とかしないのか・・・

 

10年以上も一緒に住んでいながら、私は全く気づかなかったのですよ。

掃除機の紙パックがいっぱいになったと取りかえ、夜な夜なトイレを掃除していたのはワタシだけだったのでした。

 

(そして、その後、我が家は掃除機を買い替え、ゴミパックが不要なダイソンのサイクロン式にして、外からゴミがたまっているのが丸見えになるのでもしや効果が出るかなと思いましたが、何も変わりませんでした・・・・(-_-))

 

で、そのトイレの話に戻ると、
ワタシ「一度もトイレ掃除した事がないとはなんでですか?」

と聞くと

姑「アンタがお掃除頼むから」

と言ったのです。

外に頼むのなんて、年1回くらいで、それで全部済むと思っているのかなぁ!?


我が家の掃除機はゴミも溜まらないし、トイレは汚れないから年に1回だけでOK、の、掃除がいらない魔法の家らしい。

そんな家があったら私が住みたいよぉ~と思ったものでした。

 

ではでは、本日はこれにて失礼いたします。

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