東京おばちゃん道

東京のおばちゃんがオイオイな日々を綴ります

韓流流れからBTS沼に落ちた話


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こんにちは!

前回、Netflixから韓流にはまった話を書きました。

今回は今頃BTSにはまったことについて、です。

 

初めての推し活

2023年は、ワタシにとっては変化の年になりました。

ある種のブーム時にはなんとも思わなかったのに、うっかり韓流ドラマにはまったことをキッカケに、ついに、ついに、

 

BTSにたどり着いてしまいました。

そしてまんまと沼落ちして、生まれて初めて(?)の推し活に突入してしまいました。

 

はい?今頃?ダイナマイトの時じゃなくて?

そうなんですよ。まさかのまさかです。

知らなかったんです。

 

BTSにはまったキッカケ

それまでのBTSに対して持っていたイメージ

  • 韓国のアイドルグループであり、東方神起のようなグループ?
  • 日本向けに日本語の歌を歌い、旧ジャニーズっぽい感じ?だったのが、なんだかアメリカでも売れてしまって、世界的スターになった?

くらいのことしか知りませんでした。

実際、デビューして割とすぐ、日本にプロモーションに来て日本語の曲歌ってたし、バラエティ番組とかも出てませんでした?だから余計に東方神起みたいなの?って思っていたのでした。

 

ワタシがたどった道

それが、2022年の12月にNetflixに入ったところから始まってしまいました。

せっかく入ったからと韓流ドラマを見始めました。

「愛の不時着」、「イカゲーム」、「トッケビ」、「梨泰院クラス」などを見てて、パク・ソジュンの演技がうまいなぁと思い、作品を見まくったのです。

「キム秘書はいったいなぜ?」(ラブコメでの評価も高し)のあとに

「花郎(ファラン)」を見て、BTSのメンバーであるV(テテちゃん)が出演しているのを知りました。

あらー美形じゃないの。かわいいー。

このドラマはイケメン揃いだし、その後、このドラマ出演者中心にウガウガファミリー(仲良し5人組、V、パク・ソジュン、パク・ヒョンシク、チェ・ウシク、Peakboy)が出来るんですよね。

さらにAmazonPrimeでパク・ソジュン出演のバラエティー、「ユン食堂」などを見ていた流れで、「ソジンの家」を見始めました。

「ソジンの家」に、キム・テヒョンという人が出演していて、BTSのテテちゃんにしか見えないんですが、このひと誰?って思ったんです。

(この時点では本名を知らなかったし、世界的に人気な人が、皿洗いとか下働きする?なんか体形もちょっとゴツイ?って思っていました)

で、世界的人気アイドルも裏方で途中から調理もしてしっかり働いていましたね。最終日には自ら料理してArmyに配るなんて、テテちゃんさすがです。

見終わった頃に、ちょうどBTSのSUGAが来日したり、6月にBTS結成10周年を迎えることを知ったのです。

AmazonMusic で過去の楽曲を聞き始めました。

大ヒットした曲(Dynamite、Butter)以外に、昔聞いていいなと思った曲(Stay Gold)がBTSの曲だったものがあったりするのを知りました。

楽曲の作りがアイドルPOPS的ではなく、非常に好みなんです。

特に初期の頃の曲が好き。

 

80年代のロックやR&B、SOULが好きな方たちは、彼らのサウンドは懐かしく感じる部分があり、好みな方が多い気がします。

(これは、後で書籍を読んだら、やっぱり初期の曲は特に80年代90年代の音楽を意識していると書いてありました)

タワーレコードに行き、ベスト盤CDなどを買い始めました。

CDの中におまけが沢山入っているのをみて驚きでした。

イマドキのツールはすごい。

カード、ポスターなど、飾りたくなるアイテムがいっぱい入っている。これは色々買いたくなってしまいますね。

 

ちなみに、家には昔から集めているCDが300枚くらいあったり、書籍もあったりするので大き目な本棚があるのですが、気づいたら、本棚を推しグッズが徐々に占領しはじめ、先日ついに古い書籍を処分し、推しグッズスペースに変更されました。

ガチャガチャもコンプリートするまでやりました

そしてBTSの歴史が気になり、本を読み始めました。

弱小プロダクションからのデビューやそれまでのアイドルフォーマットと異なることから業界内で苦労してきた事も知りました。

 

今まで知らなくて、

どうもすみませんでした。<(_ _)>

お詫びの気持ちでいっぱいです。

 

いやー、まずいでっす。

完全に沼落ちしました。

 

BTSの魅力を語りたい

この人たち、すごいです。

アイドルの定義を覆した多岐にわたる才能

  • 歌、うまいです。
  • ラップ、すごいです。
  • 踊り、サイコーです。
  • 詞も曲もいいんです。(自分達で書いてる事が多く、自分たちの悩みなどをリアルに歌に込めている)
  • ビジュアルも良い。

 

偶然か必然か?緻密なマーケティング/コミュニケーション戦略

かつて広告会社で働いていた身として、彼らのマーケティング戦略やコミュニケーション戦略がこれまた非常に気になるのです。

これだけ世界的に、幅広い年代から支持されるとは一体何なのか?

小さな芸能事務所(アンダードッグ)からスタートし、SNSを駆使した情報発信とファンダムづくりをどうやってきたのか?

デビュー当時の動画とかが沢山あって、YouTubeでいつでもアクセスできるのも強みですよね。

彼らの成長の記録がいつでも誰でもそのまま見られるというのは貴重です。

ダンスはチャレンジ動画で拡散され、楽曲のコラボも多いです。

そして、デジタル、プロモーション施策的にも、

LINE FRIENDSとコラボしているキャラクターBT21

TinyTan

などの存在でオリジナルグッズ製作・販売、

・ファン向けプラットフォームのWIVERSE

直近では

・VRを活用したB★VERSE(VRでのコンサート体験が出来るイベント)

など、新しいことやっているんですよね。

 

2020年以降は、HYBE社も上場して大企業になって、企業の買収もさかん(アメリカでジャスティンビーバーが所属する事務所を買収したのはニュースになりましたね)だし、新しいアーティストも続々デビューして、その相乗効果もすごいですね。

 

不特定多数の人を惹きつける力を持つBTS。

まさかワタシが、自分の息子よりも若い人たちにハマるとは思いませんでした。

はい、ウチのムスコ、長男のJIN君よりも年上です。

 

でも、周囲を見回すと、おばちゃん人気、高いんですよね。

黒柳徹子さんとか、YOUさんとかもBTS好きって言っているし、ワタシの周囲のバリキャリのおばちゃんたちも、結構はまっている人多いんですよ。

世俗にまみれて働いてきたおばちゃん達からみると、純粋っていうか、まっすぐ、っていうか、なんか失われたものが見えるとでも言うんでしょうか。

本にも、30~40代のインテリ女子率が高めって書いてあった気がする。

不屈の精神と行動力っていうのでしょうか。こんなに若い人たちがひたむきに頑張っているんだから応援しなくちゃ、とか、じぶんも頑張らなくちゃ、とか、ちょっと思っちゃうのですよね。

2023年12月からDisney+で配信されているストーリーを見ると、そこでも語られているのですが、彼らの「誠意」を感じますね。

それが普遍性というか、全世界に通じるところが本当にすごい。

 

ダイバーシティ&インクルージョンにも、ちょうどハマったBTS

ボーイズグループでお化粧をしたり、デビューからしばらくは、アイドルとラッパーの間でうまくはまらずに、どちらの世界からも非難され行き場がなかったようです。

売れてからは社会的な役割を国からも背負わされ(国連でのスピーチやホワイトハウス訪問)ながら、ヘイトクライムやLGBTQへの声明を出したりしましたね。

そして、そんな中でも

「僕たちはそんなに賢いわけではない」

「発言には気をつけなければならない」

とつねに真摯に謙虚に発言し、泣きたい時には泣いて、エネルギッシュに歌って踊る姿は本当に素敵です。

「アイドルのシステムは人を成長させる時間がない」

と活動を休止して、2022年からは個人活動を中心に行っていましたよね。

彼ら自身の言葉を沢山聞くと、ますます応援したくなるのでした。

そして歌詞を聞いて何度涙したことか。

 

アイドルというよりはアーティスト集団のBTS

はじめ、彼らを日本的アイドルグループだとワタシは勘違いしていたので、長い間見過ごしていました。

でも、ことごとく違っていたのです。

歌の話で行けば、ラッパーが3人、シンガーが4人のグループなんだと知りました。

ダンスの話でいけば、全員がダンサーなんです。

楽曲も、自らで作詞作曲している事が多くて、リアルな彼らの思い、言葉が伝わってくるんです。

それ以外にも、プロデュース、演技など、幅広く活動をしています。いや、デビューからの10年間はグループ活動中心でしたが、この数年の個人活動と兵役期間を終えたら、より幅広く個人の活動もありつつ、新しいBTSの姿を見せてくれるんだろうなあと感じています。(ワクワク楽しみです)

そして、ワタシが素敵だなと思うのは、メンバーのSUGA(天才ユンギ)が、みんなでずっと一緒に年をとっていくことが楽しみだと言っている事です。

ARMYがおばあちゃんになって、僕たちもおじいちゃんになって激しいパフォーマンスが出来なくても、椅子に座りながらコンサートをやるんだ、って。

なんて素敵な。

 

日本ではとかくアイドル=若い、かわいければ良くて、言い方は悪いけれど、若い時一瞬に消費されて、使い捨てられる事が多いように思うけれど、彼らはそういう事に初めからNOと言っていて、年を重ねること自体に、希望(まさにHOPE)と楽しさを与えてくれるんです。

それを自ら宣言するようなアイドルは今までにいなかったのではないでしょうか。

 

個人的な考えなのですが、ワタシは日本のアイドルグループの「メンバー卒業」という概念が嫌いです。内部で競争をさせてセンター争いをするような事も嫌いですが、卒業という名で若者(特に女性)を切り捨てているように思えてならないのです。

タレントとして生きていくつもりで芸能界に入ったのであれば、何歳になっても、いえ、年をとればとるほどその才能(タレント性)に磨きがかかって、価値が高くなる仕組みであって欲しいと思います。

日本の芸能界は、特に女性タレントの場合「若さを最大の価値・商品とすること」から脱却できないものなのだろうかと思います。

 

ちょっと話がずれました・・・

 

BTSの2023年

丁度2023年は、12月に残っていたメンバー全員が兵役に入りました。

2025年6月以降に活動再開という事が言われていながら実際どうなるのかわからないだろうなと思っていました。

それが、2023年の12月11日、12日に4人が入隊し、そして2025年6月に戻ってくると約束したのです。

 

入隊前、秋には、HYBEから、メンバー全員の専属での再契約が発表となってました。

全員が兵役を終えたあと、また新たなスタートが期待されることになったんです。

 

個人活動の最中からも、メンバーたちは

「個人活動を経験した後でグループとして活動したら、もっとBTSの色が明確になる」

「個人活動で得たものがグループ活動で融合され、もっと強くなる」

「兵役は自分の成長につながるはず」

と言うような事を言っているんですよ。

そして全員が

「早くBTSとして、メンバー全員でステージがやりたい」

と言っている事にも注目したいですね。

 

兵役に入って以降は、予め準備していたであろうコンテンツが次々と出てくるので、恐らくあっというまに時間がたって活動再開になっていくんだろうと思います。

これも、韓国の芸能界では、兵役以降うまくいっているグループが今までなかったと聞いているので、兵役期間をどう乗り越えるか?という新たなチャレンジなのでしょうね。

実際、入隊して2か月ちょっとの現在、毎日のように新しい情報がYouTubeやInstagram、Xから流れてきて、リアル感が満載です。

BTSのメンバーが自ら、新しい曲をリリースしたり、アンバサダーをつとめるブランドや広告契約をしているブランドから、新しい映像や画像があちこちから出て来ています。

更に、懐かしい動画や画像をファンたちがアップしたりして、昔の楽曲がチャートインしたり、面白い現象が起きていますね。

 

長男JIN君も6月には除隊ですしね。

 

というわけで、彼らが戻ってきて日本でコンサートツアーをやってくれるまでに、韓国語をマスターしたいし、過去の映像を全部見ておきたいし、今年起きたことや、出会った様々なことも整理していきたいと思います。

そうそう、2024年には10年ぶりに韓国旅行も行きたいと思います。

 

ああ、書き出したらもうとまらない。

続きはまた今度・・・・

 

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